家を建てたばかりの時は床もピカピカで気持ちがいいものですが、その状態も長くは続きません。日々の生活の中で床も汚れや傷が目立つようになり、気がついたときには手の施しようがない状態になっていることも多くあります。そこで新築時のピカピカの状態をいつまでも保ちたいのであれば、フロアコーティングを施工するのが最適です。フロアコーティングを最初に床に施しておけば、長期間にわたって新築時のような美しい状態を保ってくれるでしょう。
フロアコーティングとは床をシリコンやウレタンなどのコーティング剤で保護することをいいます。従来は床を保護するものとしてはワックスが多く用いられていましたが、ワックスはシックハウス症候群の原因になることもあるうえ、定期的に塗り直しをしなければいけないので、ある意味使い勝手の悪いものでした。その点、フロアコーティングは薄いプラスチック層を床の上に作り出すようなものですので、長期間にわたって傷や汚れから床も守ってくれるうえ、水ぶきなども可能なので日常のお手入れも簡単におこなえるのです。フロアコーティングは高額になることもあり、施工に踏み切れない人も多くいますが、10年、20年という耐久性から考えると、長い目で見れば決して高い買い物ではありません。
ただし高額の費用がかかりますので、業者選びには注意が必要です。長期保証と万全のアフターフォロー体制を整えている優良な業者を選択するようにしましょう。