水周りのリフォームの中でも工事費が高額になる傾向のある浴室は、システムバスや造り付けの在来浴室など、自由度の高いプランから選べるようになっています。浴室のリフォームを依頼する場合は、ガス給湯器などの販売や設置を手がける衛生設備会社や、リフォーム工事の専門会社に依頼する方法があり、最近ではウェブサイトから工事を依頼することができるようになっています。工事を依頼する場合は、まずは見積金額を提示してもらうための現地調査を行い、浴室の仕様確認と工事を確実に実施できるかどうかのチェックを行います。その後見積書を受領して内容や金額に問題がなければ工事請負契約を結んで支払いに関する条件を確定する流れとなります。
最近は浴室に関するリフォームて省エネルギー仕様の設備を導入すると、エコポイントと呼ばれる補助金に代わる制度を適用でき、割安な料金で最新設備を取り入れることができるようになっていますので、リフォームの際に選択する設備にはこだわりを持って選定することが重要になります。具体的には、従来品よりも高い燃焼効率のガス給湯器や、空気熱を利用するヒートポンプ式の給湯器を導入したりする場合や、時間が経過してもお湯の温度を保ってくれる断熱浴槽など、エネルギーを効率的に利用できる設備を導入する場合に適用されています。このように、高額な設備を設置する必要があるため、費用も高くなりがちですが、制度をうまく活用してメリットのある工事を依頼することがポイントになります。